今日のブログのタイトルは、
私の好きな詩人、茨木のり子の詩の中に
出てくる一節です。
忙しく仕事に追われると思い出します。
行方不明の時間の長さはともかく、
さまざまなしがらみから離れて、
自分を取り戻すため、周りとの関係性のない
自分そのものになるため、
ひととき存在を消してみたい。
ニュートラルに物事を考えるため、
あるいはな〜んにも考えないために。
ふらっと予定なく旅に出ることが一番よいのだけれど、そんな時間がなくても、リフレッシュのためにも、行方不明は必要だ。
茨木のり子のこの詩の最後はお茶目だ。
完全なる行方不明になった場合、
「その折りは
あらゆる約束ごとも
すべては
チャラよ」